2016年5月5日木曜日

漫画の中の魔法的世界観及びその登場人物を再現したある舞台での出来事に関する一考察

5月4日水曜日

この日、私は「ライブ・ファンタジー・FAIRYTAIL」を見に行った。
前々からの予定であり、先の公演を見た同志からは絶賛の声が溢れていた。
とても楽しみにするのが普通であるが、この時のテンションはあまり高くなかった。
詳細は省くが、とても精神的に辛かった。
10時にJR池袋駅に到着。サンシャイン劇場を下見した後、ゲーセンでチュウニズムをやったりラーメン食べたりして時間を潰す。
12時前には劇場の前で待機。隣でコスプレイベントをやっていたのでレイヤーさんが多く居た。そふぃ様のコスプレが可愛くてぶち犯したかった。
12時にロビー会場。圧倒的に女子が多いが、男や親子もいる。
まずはアンケ用紙等の紙を貰い、グッズ販売へ。
とりあえず全部買うだろう。いや、プロマイドは数を絞ろう。
この時点でホットアイ・レーサー・ジュラ・リオン・ヒビキ以外の全プロマイドと、パンフ・トートバッグ・クリアファイルを購入。
缶バッチガチャを回す。最初の4回でまさかのエンジェルが3個も排出されたが、その後は特にダブることなく、合計8回回した。
トイレを済ませ、アンケ用紙に少し記入。パンフにも目を通す。人も込んできた中、シアター内に入れるように。
席は一階の5列目20番、かなり前の席。最高の席だった。
開演前、ハッピーのアナウンスが流れる。本番直前2回目のアナウンスの頃には席がほぼ埋まった。
周りが暗くなり、フェアステの幕が上がる。FTの世界観を紹介する映像、そして現れるナツ達。
まずはマカロフが六魔討伐を説明するシーンからスタート。闇ギルド相関図の表現に驚き、魔法再現への期待が高まる。
原作とアニメで見慣れたナツ達のやりとり。それが目の前で、3次元で展開されている。漫画の中のナツ達ではないしアニメの声とも違う声だが、目の前にいたのは紛れもなくナツ達だった。メンバー発表の際にそろ~りとその場を去ろうとするルーシィが印象に残った。こういった細かいところも舞台ならではだ。
移動シーンからのマスターボブの屋敷へ。まず現れたのはヒビキ。ここから一夜さん登場まではコールの演出がなされた。
客席も手拍子をする。生まれる一体感と一夜さんの原作再現完璧なキモイ動き。ここで会場のムードが一気に世界観に入ったのを感じた。
そこからリオン登場~ウェンディ登場まで。やってることが原作まんまだ。目の前でフェアリーテイルが生き生きと動いていることへの感動、ハッピーとシャルルの声の安心感と突っ込むのはご法度であろうモーター音。
連合軍が揃い、六魔の説明が終わると、すぐに六魔登場。目まぐるしい戦闘になり、見逃すまいと必死に目を泳がせる。
その戦いの中での六魔個人の紹介。ナツ達の時もあったが、FT初見の人にわかりやすくキャラ紹介をしている
六魔との戦闘が終わり、ウェンディとハッピーがハイエースされる。エルザの腕を斬る(斬らない)シーン。まだ序盤ではあるがナツ・エルザを筆頭にとても声量がある。
それぞれ分かれて行動。ヒビキのアーカイブはプロジェクションの布?板?の後ろに演者が入る事により再現されていた。度々登場するこの仕掛けはよく考えられている。
ジェラールが登場。ここで驚いたのは、ウェンディの声量だ。ジェラールの腕を刺すシーンでの叫び声に圧倒された。登場時にもウェンディの完成度は驚いたが、自分の想像していた以上のものだと分かったのはこの瞬間だった。
ホットアイVSジュラ。ホットアイのアメリカ人な喋り型はハマっていた。このホットアイが案外一夜さん以上にウケていた。
ナツとグレイがレーサーと戦っている裏で、ウェンディがジェラールの治癒をしていた。スポットライトが当たってないところでも、するべき描写はしっかり行われている。
レーサー戦。前々から聞いていたローラースケートを使用した戦闘シーンは原作さながらのスピード感だ。レーサーがフレームアウトし、プロジェクションでレーサーが動いたのち、物理的にありえないところからレーサーが出てきた。フレームアウトした地点から再フレームインした地点は裏で移動してたとしても間に合わない距離があった。
この戦闘シーンではレーサーは3人くらいの人数で交代しながらやっていた。もちろん喋るのは本キャストだけだが、舞台上での工夫が見られた瞬間であった。
そのレーサーもフリーズアローで討伐。二人が脱ぐときには笑いも起きた。チラッと遠くを飛ぶ鳥が映ったの良かった。「その構え・・・」「ウルの教えだろ」が無かったのは初見さんへの配慮だろう。レーサーの自爆は迫力があった。
ジェラールを尾行するコブラ→ウェンディがエルザ治癒してハイタッチ→ジェラールとエルザの回想→エルザが勝手にジェラールの元へ。フェアステは原作以上に二場面同時進行が多い。回想を挟むことにより自然にエルザがいなくなるは上手いと思った。
自律崩壊魔法陣、そしてジェラールとの再開シーン。自律崩壊魔法陣の表現、後ろで魔法陣に悪戦苦闘するコブラ、エルザの熱い熱い「生きて足搔け」。ここで早くも泣きそうになった。
ヒビキのニルヴァーナの説明とホットアイが光落ちするシーン。ホットアイが光に落ちてからの「ルーシィ)闇の人が光になるってこともある!?」の面白さ。ホットアイが笑いを掻っ攫った。
エンジェル戦。サジタリウスの矢の演出はよくあるマジックみたいな感じだが、上手くできている。
エンジェル戦はルーシィ役の人が元宝塚だからなのか、ミュージカル調であった。原作の台詞が歌になっている不思議な感覚。ルーシィの伸びる歌声。青シートによる川の演出での目まぐるしい立ち位置の入れ替わり。
ジェミニの変身したルーシィは別の人がやっていて、これはジェミニが喋るときどうするのかと思った。実際は川の演出に隠れて上手く入れ替わっていた。とても感心した。
ミュージカル調でウラノメトリアの詠唱そして発動。個人的にはウラノメトリアが最も迫力ある魔法だった。迫力ありすぎてビックリしちゃった。エンジェル戦では二回泣いた。
ニルヴァーナが起動し、ウェンディの回想シーン。席が前のほうだったのでウェンディの顔がよくみれた。かわいい
エルザとジェラールのシーンを挟みコブラ戦。手前で主張するキュベリオスくん。この戦いは中々に迫力があった。コブラを倒す叫び声は映像効果も相まって圧巻。コブラの腕いつ変わったの気付かなかったすごい。
ジュラさんがブレインを倒すのとミッドナイトがホットアイを倒すのは同時進行。その後トロイアを掛けられたナツはルーシィに例のセリフを。ベルト取られてスカート落ちそうになるルーシィやなどギャグシーンも欠かさない。ナツが杖でブレインをてしてしするのもすき。
ミッドナイト戦。ジェラールを引き入れようとするミッドナイトの雰囲気は原作そのもの。エルザのバトルシーンは役者さんが役者さんなので滅茶苦茶動いて滅茶苦茶かっこよかった
六魔が倒され、ゼロ復活。映像での鍵が外れる演出がラスボス登場の高揚感を加速させる
ゼロに屈していくジュラ・グレイ・ルーシィ・ナツ。そして念話のシーン。久々の一夜さん。シリアスなシーンながらもヒビキの「主任」呼びに会場が沸く。ゼロの悪役の風格漂う喋りは見もの。
ゼロ戦へ、ジェラールとの会話からナツの声の熱量は最高潮に。咎の炎を受け取ったあとのDF演出映像に心躍る。そしてツイッターでみたサイリウムを振り回す炎の映像効果。今までの魔法の再現に使われたプロジェクションよりも濃い明るい光。より炎が手元にある感じだ。
「想いの力」のシーンでは再びミュージカルパートが。後ろに並び立つ仲間、その想いの力が体を巡るナツ。この演出最高だ。ないた。
ゼロも倒しいよいよ例のシーン。ジェラールが連行され、ウェンディが泣きつく「静」。ナツがジェラールをとめようとしてからの「動」。エルザが全員を静止してからの「静」。この空気感がとても良かった。ウェンディの泣きつき叫ぶ声、エルザの叫び声・震える声。終盤になると感情のこもった迫真の声を聴くだけで泣きそうになった。
最後はウェンディの別れ。ローバウルさん映像で登場。ウェンディの演技でボロボロ泣く。そして大団円。涙腺ボロボロ。最後は全員が歌って、「お前の髪の色だった」を回収し、ウェンディが妖精の尻尾に招かれ
る。髪の回想でアニメ音源使ったかな。
終演し、キャスト陣があいさつに。この日はミッドナイト役の大和くんの誕生日。祝われてもミッドナイトのキャラを崩さず返事をした大和くんが最後の笑いを誘った。
万感の拍手に包まれる。私はここ数年味わってなかった感動を胸に手がいたくなる程握手をした。「ありがとう」といった。手を降った。
本当に最高だった。
みんな、よく動いていた。
みんな、本物のキャラクター達だった。
魔法が、フェアリーテイルが、そこにあった。
万感の想いの私は買ってないキャラのプロマイドを買い。アンケートに想いをぶちまけた。死ぬほど字がきたなかった。
小一時間ほどツイッターに感想を打ち、帰路に就く。
心には、開演前には想像も出来ない程の”生きる活力”に溢れていた・・・・




ぬわあああああああああああああああああん疲れたもおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおん


はいぃ!一通り書き終わったーーーよ!
このフェアステ、マジで最高だから!ナツ達本物だよ!舞台上にいるのは紛れもなくナツ達なんだよ!

いやーーーほら、舞台化。即ち実写化。みんなそりゃ不安になるし好きになれないよね。俺もあまり期待してなかったよ。最初は

でもキービジュとか見て「これ完成度すごいんじゃね?」って思うのよ。初日に見た子たちの反応も最高っぽくて、期待して見に行きましたよ!
でも、ナツやエルザはいいとしてウェンディはさ、ロリやん。厳しいやろ!って思ってた。だけどもだけど!ウェンディが個人的に一番完成度高かった!
動き、叫び声、声の圧。パーフェクトだったよ!心に響いたよ!最高だよ!このウェンディ役の子アリエスもやってたけどまじでかわいいいいいいいいいの!神か!
一夜さんやホットアイも面白いし完成度高いし神懸ってた!一夜さん登場時の動きから何からビシィィとキメててもう反則!ホットアイのガイコクジンな喋り方もバッチグ~!

あの、これ、フェアステ、絶対見たほうがいいです!実写だからってなめてかかると損するからな!

フェアステをー見よう!!!!!-

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